AI · 2026年9月24日 · 5分で読めます
2026年後半に私たちが注目する5つのAIトレンド
仕事をやり遂げるエージェント、モデルのチーム、そして評価が新たな単体テストになる理由。私たちが重要だと考えること、そしてそれにどう取り組んでいるかをご紹介します。
執筆:MessageSpringチーム

毎週のように、新しいモデル、新しいベンチマーク、新しい見出しが登場します。その大半はノイズです。しかし、ソフトウェアの実際のつくり方や運用のあり方を変えつつある変化もいくつかあり、それらが私たちのロードマップを形づくっています。ここでは、私たちが特に注目している5つをご紹介します。
1. エージェントは「会話」から「仕事」へ
第一世代のAIツールは質問に答えるものでした。現在の世代はタスクをやり遂げます。チケットを読み、ファイルを開き、テストを実行し、レビュー用の変更を持って戻ってきます。もはや興味深い問いは「モデルはこれを書けるか?」ではなく、「モデルを取り巻くシステムは自らの仕事を検証できるか?」です。
2. 1つのモデルから、多数のモデルへ
1つのアシスタントがすべてをこなすのではなく、専門化されたエージェントのグループをオーケストレーションするチームが増えています。1つが計画し、他が構築し、また別の1つがレビューする。これは優れたエンジニアリングチームの働き方そのものであり、私たちが自社製品全体で活用しているエージェントスウォームの根底にある考え方でもあります。
3. 評価は新たな単体テスト
システムの一部が確率的に動作する場合、「試したときは動いた」では不十分です。一歩先を行くチームは、評価をテストと同じように扱っています。事前に書き、変更のたびに実行し、継続的に追跡するのです。AI機能が改善したかどうかを測定できなければ、安心してリリースすることはできません。
4. 必要なところに、より小さく高速なモデルを
すべての仕事に最大のモデルが必要なわけではありません。単純で大量の処理を小さなモデルに振り分けることで、応答を速く保ち、コストを予測可能にし、大規模なモデルは本当に必要な課題のために温存できます。
5. ガバナンスが「機能」になりつつある
AI機能がどのようにつくられたのか、どのデータに触れるのか、誤りがあったとき誰が責任を負うのか。顧客からこうした質問を受けることが増えています。ISO/IEC 42001のような規格は、その答えに共通の形を与えます。私たちは責任あるAIを、書類仕事というより、購入者が当然確認したいと考えるものだと捉えています。
私たちにとっての意味
- 仕事をこなすエージェントを中心に機能を設計し、その結果を人がレビューします。
- 評価は、リリース後ではなく、機能と並行して書きます。
- 仕事をきちんとこなせる、最も小さなモデルを選びます。
- セキュリティとAIガバナンスを、後回しではなくプロダクトの一部として扱います。